小学校の授業の中でも、特に低学年のうちは難しい問題が出ることはないので、授業をしっかり聞いていれば理解ができるようになっています。
しかし、それでも勉強についていけず、苦手だと感じてしまう子はいます。小学生のお子さんがいる親御さんの中でも、子どもが学校の授業についていけず心配、不安だと思っている方が多いのではないでしょうか?
今回は、学校の授業についていけない子の特徴と、苦手意識を克服する勉強方法について紹介します。
▼勉強についていけない子の特徴
学校の授業についていけない子には、さまざまな特徴があります。
自分の子どもに当てはまる部分はないか、参考にしてみましょう。
- 授業に集中することができていない
性格による部分も大きいですが、周囲や別のことが気になり授業に集中できず、先生の話を聞き逃してしまう子も。このようなことが積み重なり、勉強についていけなくなってしまう場合があります。
- 勉強の仕方が分からない
小学校低学年の小さなうちは、そもそも勉強の方法が分からないという子がいます。言われたままドリルをなぞったり、教科書を音読したり…。また、授業の内容を理解しないまま黒板をノートに写すだけで、単なる作業となってしまっている場合があります。
- 分からない部分を聞くことができない
勉強に苦手意識を感じている子に最も多い特徴は、分からない部分を聞くことができないということです。聞けない理由も「先生に質問がしづらい」、「聞くことが恥ずかしい」などさまざまです。分からないことを分からないままにしてしまい、次のステップで更につまずいてしまう悪循環に繋がります。
勉強についていけない子の特徴はさまざまなので、それぞれの特徴に合わせた対処をしてあげなければいけません。
「授業についていけないから塾に通わせよう」と考える親御さんもいらっしゃるかと思いますが、根本的な解決をしなければ学力を伸ばすことは難しいでしょう。
▼勉強についていけない子のための学習方法
勉強についていけず、苦手に感じてしまっている子には、まず勉強の方法から見直す必要があります。
- 「苦手」や「分からない」を言いやすい環境を整える
勉強が得意じゃないことを気にしているお子さんも多くいます。分からないことの焦りや不安から集中力を欠いてしまったり、苦手意識を強めてしまったりして、悪循環に陥ります。
分からないということは、悪いことでも恥ずかしいことでもないと理解してもらうために、お子さんが相談をしやすい環境づくりが必要となります。親御さんが忙しそうにしていると子どもも遠慮をしてしまい、結果聞くタイミングを逃してしまいます。また、「何で分からないの」と叱ってしまうと、「分からないことはいけないことで叱られてしまう」と感じてしまい、質問ができなくなってしまいます。普段からのコミュニケーションはもちろん、一緒に勉強の時間を取ることを意識して、相談のしやすい環境を作ってあげると良いです。
- 苦手と感じた部分をさかのぼって復習する
苦手と感じた部分があるときは、さかのぼって復習をする必要があります。
例えば、割り算につまずいている子は、前の単元である掛け算から苦手意識がある場合が多いです。つまずいた単元ごとに「一つ前の内容は何だったかな?」「ここは解けるかな?」と復習を兼ねてさかのぼって学習をするのがおすすめ。苦手な部分の洗い出しと克服のためのくり返し学習ができます。
▼勉強についていけない子におすすめの学習教材
お子さんの学習に親御さんのサポートは非常に重要ですが、「全てを行うことは難しい」「プロの手を借りたい」という場合も。そんな方におすすめな小学生向けの通信教材があります。
学習教材「すらら」は、生徒1人1人に専属のコーチがつき、学習をサポートしてくれるタブレット教材です。
専属のコーチは、生徒の勉強時間や理解度を分析し、1週間ごとに学習計画を提案してくれます。また、つまずきのある部分は学年を越えて復習ができる「無学年方式」を採用しています。なので、苦手を補うために高学年の子が低学年の範囲を振り返ることもできます。生徒が分からないことは直接コーチに質問ができるので、苦手が放置されることはありません。
生徒だけでなく親御さんへのサポートも充実しており、お子さんの勉強への関わり方の相談をメールやLINEを通じて行うことができます。
専属コーチに任せきりではなく、親御さんも学習フォローに関わることで、お子さんの学習状況を理解することができます。
「子どもが学校の授業についていけていないかもしれない」と感じた時は、どうしてそうなってしまったのか原因を一緒に考えたり、解決するにはどんなサポートが要るかを見極めてあげたりする必要があります。
学習塾を利用する事で成長できる子もいれば、自分のペースで勉強をすすめた方が成長できる子もいるので、通信教材という選択も考えてみてはいかがでしょうか?